T W I N K L E - the holy precincts of fantasy -
セピュラント
世界の総称にして大陸の名称。数ヶ国の国家で成り立っている。
海を挟んだところのないこの大陸では、未発見の地や遺産が多いとされている。
航海に出る人々もいるが、新たな大陸が発見されたという事例はない。
聖地フュステ
遥か昔から、カーナル神を奉った巨大な聖堂を構える領土。
カーナル教団の本山で、聖地を侵すべからずとし、どの国土にも属さない。
学問に優れた者が大陸中から集まる『聖ジュレーヌ学院』もこの領地に設立された。
学生のなかから、聖堂での勤め人として輩出されることがあり、
大変名誉なことであるとされているため、辞退する者はほとんどいない。
ノーゼンヴァリス
北端にある国で、寒さが厳しく、貧しい生活をしいられる者が多い。
一部の町は壊滅した状態にあり、忘れ去られたかのように、復興の目処も立っていない。
センドヴァリス
セピュラント大陸の約七割を占める帝国主義国家。
巨大な河川により、東区と西区に分断されている。
その区間を行き来するために、各主要都市に鉄道網が敷かれている。
飛行船などの乗り物は、レイフォード社でも提唱の段階であり、
他国から買いつけたものを貴族が所持しているぐらいでしかない。
その他の技術は、公共の施設やLSSの支部に通話機が設置されている程度。
法に関しては、規制の面でいえば厳格であるが、
政治の中心である首都から離れている西区までは行き届いていない状態。
センドヴァリス:東区
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★ カンツァレイア(首都) …
大聖堂や行政機関を始め、大抵の施設はそろっている。
仕事や観光目的など、様々な思惑を抱えている人々が行き交う。
大惨事が起きても不思議ではないとされるなか、
カーナル教会とLSSの巧みな連携により、どうにか免れている状態。
しかし、内政不干渉は絶対的であり、収賄や談合などの問題にまでは手が行き届かない。
★ セイルファーデ …
都には水路が張り巡らされており、水自体も美味しく、「水の都」と呼ばれている。
美しい外観に加え、隣の地方にある首都から流れてくる人々も後を絶えず、観光の名所である。
しかし、水以外の資源には乏しく、他の地方からの運搬に頼っている状態。
★ クロヴィネア …
なだらかな土地が広がっており、農業が盛んで、国の食料庫とされている。
それにちなんで、多くの飲食店が立ち並んでいる。
比較的住みやすい場所ではあるが、あらゆる意味でいざこざが起こりやすい。
★ ディルト・リーゼフ …
都心ディルトでは競売が盛んで、副都心リーゼフは賭博の都として発展している。
それゆえ犯罪が横行しやすく、裏社会に詳しい人々も集う。
他の町との貧富の差が激しいが、割り切って生活を営んでいる町もある。
★ メアリンデ …
ディルト・リーゼフやディアレイドという、経済的に発展した地方に囲まれている。
落差を補うためにしてその水準を取り入れるため、商人たちの都として発足させた。
物品や賃金の集まりやすい場所であるだけに窃盗も絶えない。
★ ディアレイド …
国内最大の技術メーカー、レイフォード社が置かれており、工業都市として知られている。
工業としての側面が色濃く、政権は実質的にレイフォード社長にある状態で、
市長の発言力もあまりなく、LSSの影響力もほとんど及んでいない。
★ サイラハイン …
山々に囲まれており、国内で唯一都市化が進んでいない地方。
人々の生活は、伝統や文化を重んじたものであり、たびたび祭りなどが開かれている。
山中には凶暴な動物が多く、登山に出向く者はほとんどいない。
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センドヴァリス:西区
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★ フォルディーユ …
都市が経営する劇場を中心に、美術品も多く集まり、夜間にはたびたびパレードが開催される。
都自体も芸術品であることから、「芸術の都」と呼ばれている。
その一方で、武術に秀でた者が少なく、危機管理の貧弱さが指摘されている。
★ トアメルン …
国境沿いに位置し、その山々から採れる鉱石などの資源が豊富。
武具や宝石の加工技術に優れた者が多く、職人たちの都として知られている。
他国から様々な思惑を向けられるなか、持ち前の交渉術でどうにか渡り歩いている状態。
★ マクレーゼ …
海に面した地方で、造船や漁業が盛ん。それに伴い、腕っ節が強く気性も激しい者も多くいる。
北部には山岳が広がっており、気温も低めで、酪農が盛んである。
資源の豊富さに加え、侵略される危険と隣り合わせの生活をしいられている。
★ チェアナイト …
人々の進入を拒むように、山々に囲まれており、年中雪が降っている。
十数年前にセンドヴァリスに合併された場所であることにも伴い、鉄道網は敷かれていない。
西区のなかでも際立って政治が行き届いておらず、存在すらも忘れられている状態。
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